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100:番組の途中ですがオーガch.がお届けします 005年01月01日 19:19 ID:ogrech.

好きでもない龍や世界のために力を尽せと強制されるのが嫌だった。そういう家系に生まれたのだからと、誰も彼もがアタシの意志を無視する世界が大嫌いだった。
そんなアタシに、プラリネは手を差し伸べてくれた。
アタシという存在をちゃんと見てくれたあの子が大好きで、ずっと一緒にいたかった。
……だけど。
『ボクも龍と人が平和に暮らせる世界を見てみたいんだー! だから彼やリッくんたちと一緒に行こうと思う!』
それがあの子の夢だという事は昔から知っていた。
『……アタシは嫌よ』
アタシは、あの子を夢や新しい仲間に取られるのが嫌だったから、そう言って拒否すればきっとプラリネは諦めてくれる。アタシと一緒にいることを選んでくれると思った。
でも、あの子の答えはアタシが望んだものとは違っていた。
『……そっか。なら寂しいけど、ボクだけで行ってくるよ!』
『……え?』
そうしてプラリネは、泣くことも惜しむこともなく笑顔のまま空へと飛び立っていった。
アタシは置いていかれたまま、部屋に閉じこもってずっとずっと考える。
どうしてあの子はアタシを選んでくれなかったのか。どうしてアタシは選ばれなかったのか。考えて、考えて、考えて考えて考えて。
『……あの子にとってアタシは、一番じゃなかっただけ』
ようやく出た答えは、とても簡単なものだった。

次第にアタシと同じ気持ちを返してくれなかったあの子を憎むようになった。
憎くて、恨めしくて、なのにあの子がアタシに手を差し伸べてくれた時のことが忘れられなくて。
もし自分の心が見えたなら、鋏でズタズタに切り刻んでしまいたい。
そう思っていた時、あの人がアタシの前に現れた。
ドロドロのグチャグチャになったアタシの心から溢れ出た闇の気配を追って来たと、プラリネの時と同じようにアタシに手を差し伸べてくれた。
彼は言った。自分のために力を貸せば、アタシを一番にしてくれると。
彼の一番になれたなら、きっとあの子を思う気持ちを捨てられる。
アタシを置き去りにしたあの子を、憎しみのままに斬り裂くことができる。
……なのに。

どうしてアタシの刃は、あの子に届いていないの。


龍の章【断龍喚士との戦いⅥ】


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ロシェの黒刃がぐっと押し返される。
喉元を貫こうとしていた刃を、プラリネが両手で握りしめていた。
「なんで……ちゃんと縫い付けてあげたのに」
「うん、ロシェは相変わらずお裁縫が得意だね。だから腕を動かせるようにするのはちょっぴり痛かったよ」
無理矢理拘束を解いた腕は傷だらけで、刃を握りしめている手も赤く染まっている。
プラリネは動揺するロシェの目を真っ直ぐ見つめて口を開いた。
「……ゴメンねロシェ」
その言葉に、ロシェの目が大きく見開かれる。
「ゴメン、ゴメンね。ボクは自分のことばっかりで、君の気持ちに気付けなかった。もっとちゃんと、君とお話をすればよかった。ごめんなさい、ロシェ」
プラリネは身体を起こして、茫然とする彼女を傷だらけの両腕で抱きしめた。
温かな体温と、悲しみと後悔に震える言葉がロシェの心に沁みていく。
「一番が欲しいならあげるよ。だってもともと君のものだ。ボクの一番の親友は、今も昔もロシェなんだよ」
その言葉を聞き、ロシェは全身を小さく震わせながら、ゆっくりと手を動かし……。

「……嘘!」

精一杯の力で、プラリネを突き飛ばした。

「嘘よ、嘘、嘘、嘘! そんなの全部嘘に決まってる!!」
「ロシェ……」
「クフ……フフフ……そうよ、今更アタシがそんな言葉を信じるわけないじゃない。アタシが信じられるのは、アンタがアタシを置いて行ったって事実だけ。それだけなんだから!」
昂ぶる彼女の感情に呼応するようにして地面がひび割れ、幾多もの棘が出現する。
差し迫るそれらを前に唖然とするプラリネの首根っこを、ヴァレリアがひっつかんで退避させた。
「ぼうっとするな、ここは戦場だぞ!」
「……お師匠」
師の一喝で我に返ったプラリネは、溢れそうになる涙を拭ってロシェの方を見る。
まるで自分を閉じ込めるかのように当たり一面を棘で埋め尽くした彼女は、壊れたように笑みを浮かべていた。
「……あれではもう、お前の声も届くまい」
全てを拒絶したロシェにヴァレリアが哀愁を帯びた息を吐く。
「お前が直接手を下すことはない。アレの最後は師が請け負おう」
ロシェを討つため、雷と炎を纏った刃を握るヴァレリア。
しかしその手を、赤く染まったプラリネの手が制した。


龍の章【断龍喚士との戦いⅦ】

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「……ダメだよお師匠。ボクはまだ、諦めてない」
「な……っ!? 待て、プラリネ!」
師の手を離れ、プラリネはミラの回復術を受けたグライザーに乗りロシェへと近付いていく。
「聞いてロシェ! あの時ボクが君と離れて旅に出たのは、ボクがやりたい事をみつけたから。だけどそれはボクの事情で、嫌だと言った君に無理強いすることじゃないと思ったんだ」
「……ウルサイ」
「君には君のやりたいことをしてほしい。だからボクは君と離れて旅に出た。だけど、一度だって君のことを忘れたりはしなかったよ!」
「ウルサイ、ウルサイ、ウルサイ!」
否定と共に襲いくる幾多の棘をかいくぐりながらグライザーが飛ぶ。
覆い尽くすような棘を抜けたその先には、泣きそうな瞳で笑いながら刃を向けるロシェの姿。
プラリネはグライザーから飛び降り、彼女へと手を伸ばした。
「信じてくれなくていい。だけどロシェ、ボクは君が嫌いで置いて行ったんじゃない。ボクは……」

君のやりたい事を自由にしてほしかったんだ。

カラン、カランと乾いた音が地面に響く。
刃を落としたロシェの手は、伸ばされたプラリネの手をとっていた。

「……ねぇプラリネ。アタシのやりたいことは、アンタの側にいることだったのよ」
「……うん」
「……アンタなんか、大っ嫌い」
「……うん、ボクも君が大好きだよ。……ゴメンね」
二人だけの間で言葉を交わし、プラリネは崩れ落ちるロシェを抱き留めた。


「……怪我は大丈夫か」
戦いの喧騒がうそのように静まり返った空間に、師の声が響く。
「お師匠……うん、大丈夫だよ」
その返答で、ヴァレリアは安堵したように小さく息を吐いた。
プラリネは傷だらけだが命に別状はなく、ロシェは感情のままに力を使い果たしたせいか、気を失ったままプラリネの腕の中で眠っている。
互いに満身創痍だが、どちらかが命を落とすような最悪の事態は避けられた。
「……とりあえず、なんとかなったようでよかった」
「綺麗さっぱり解決とはいえませんよ教官。彼女はプラリネさんの言葉を聞こうとしなかった。目覚めればまた暴走する可能性があるんじゃないですか」
ヴァレリアの少し後ろでリエトが難しい顔をみせる。
確かに全て丸く収まっているわけではないが、プラリネは穏やかな笑顔のまま、彼に大丈夫だよと声をかけた。
「彼女がわかってくれるまで、ボクが側にいるよ。またロシェが暴走しちゃったら、必ずボクが止める」
「プラリネ……」
「ロシェはボクの手をとってくれたから。きっと、大丈夫」
「……だそうだぞ、リエト」
「……わかりましたよ、教官」
納得の意志を示したリエトに笑みを浮かべ、ヴァレリアは帽子を深く被り直す。
今は無理でも、いつかロシェが彼女の気持ちを理解できる日がくるといい。

「おいコラ! 何全部終わったみたいな雰囲気ダしてんダ!?」

突然の声に目を向けると、すっかり放置されていたズオーのぬいぐるみが檻の柵をガツンガツンと蹴りながら怒りの声を上げていた。
「ああー忘れてた。そういえば君、彼女に捕まってオモチャにされてたんだっけ」
「テメェ後で覚えとケよアー坊!」
わずかに傷の癒えたアーミルが檻を手に取ると、ズオーのぬいぐるみは檻の柵ごとアーミルを蹴飛ばし、けたたましい声を上げる。
「遊んでル場合じゃネェんだヨ! ココに連れてこられる前、ロミアを攫った黒髪男と黒マント野郎がアイツをどこかに連れていきやがっタ。早くしねェとロミアが危ねェんダ!!」

 


1001:番組の終わりにオーガch.がお届けします 005年12月31日 19:19 ID:ogrech.


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